あたらしいiPhoneが発表され、ついにUSB-Cが採用されることになりました。
ライトニングは悪者扱いされていました。
・ライトニング端子がダメだったところ
1.通信速度
Lightningが最もダメだった点が、USB2.0だということです。
せっかくiPhone Proモデルのいいカメラで写真や動画をとっても、PCにデータを移すのに時間がかかっていました。
2.MFi認証
「LightningはAppleが考えたんだから、使うならマージン寄こせ」ってやつです。
Amazonを見てもらうとわかると思いますが、これをちゃんと取るとケーブルが1000円を超えます。
逆にこれを取っていないケーブルは100均で売られています。
・ライトニング端子の良いところ
1.ケーブルが壊れやすい
一見デメリットにも思えますが、これは本体側が壊れないように設計されているということです。
ケーブルは1000円程度で買えますが、本体の端子が壊れると修理に時間とお金がかかります。
USB-Cは本体側がオスになっていて、端子の中に突起があります。
これが折れやすいため、Lightningのほうが本体側の壊れるリスクという点では優秀です。
2.端子の掃除がしやすい
スマホの端子はどうしてもゴミが入ってしまいがちです
しかしLightningであれば、本体側もケーブル側でも端子に突起がほとんど無いので掃除がしやすい
なんなら軽く吹けばゴミは飛んでいきます
USB-Cに変わってどうなったのか
USB-C 端子になった
他のデバイスで使用していたUSB-Cケーブルを使用できるようになります。
USB-Cケーブルで充電するデバイスも増えてきているのでケーブルを統一することが出来ます。
ただ、iPhoneとAirPodsしか持っていない人にとってはむしろ変わったことがデメリットになってしまいます。
Proモデルのみ通信速度アップ
Lightningが最もダメだった点が、USB2.0だということなのですが、ProモデルはUSB3.0になり通信速度が約10倍(480Mbps→5Gbps)にアップしました。
なんと無印モデルはUSB-Cに変わってもUSB2.0のままでした。
使える周辺機器が増えた?
よく言われているのがUSBメモリが使えるようになったということです。
実はLightning端子だったiPhone14シリーズ以前のモデルでも、こういったもの↓を使用すればUSBメモリなどは使用できていました。
【正規認証品、24ヶ月保証】変換アダプタ 2in1 iPhone Lightning – USBカメラアダプタ USB3.0 変換ケーブル + Lightning 急速充電 MFiチップ 高速伝送 双方向転送 4Kビデオ転送 データ移行保存 高精細写真動画/音声ファイル iPhone/iPoD/iPad/MacBook専用 USB/OTGカメラアダプタ 設定不要 操作不要「K4nm」プロセッサ搭載で性能が大幅アップ 自動接続適応機能搭載 日本保証書付き USBメモリ/コントローラー/キーボード/マウス(IOS13 IOS14 IOS15 IOS16対応)
なので実際の変化は、変換が不要になっただけで「使えるようになった」というのは語弊があるのではないか?と思います。
まとめ
結局のところ、良かったのかと言われれば非常に良いアップデートだとは思います。
ただ、iPadで変えてからiPhoneで変えるまで時間がかかりすぎじゃないか?
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